麻薬施用者
2016年01月18日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物です。
今週から天気は大荒れ、ようやく本来の冬らしい気温と言うことなんですが、、、
寒すぎません!?
明日最高気温5℃って、、、、
冷え性の自分にはこの上なくきつい(ノД`)・゜・。
雪が降ってくれれば、気持ち的にはテンションが上がるのですが(笑)
さて、開院して5カ月目に入りましたが、よーやく!
『麻薬施用者免許証』が来ました(^^)v
何なのかと言うと、許可された人が許可された場所に限り、麻薬を使用することを許可されたものになります。
つまり、自分が松井山手動物病院で患者に使用するに限り、麻薬が使えるようになったということになります!
普通の方からすると、「・・・麻薬!?」
と思われるかもしれません。
普段生活していく上では麻薬は全くなじみのないものです。
ただし、医療施設ではすごく大切なものになります。
もちろん、麻薬なので取り扱いや保管はすごく厳重で大変ですが。。。。
何に使用されるかと言うと、主には「疼痛管理」に使用します。
末期癌の疼痛緩和であったり、手術時の痛みの軽減。
なにより、状態の悪い子の麻酔・手術にはなくてはならないものです。
麻薬は普段使用している鎮痛薬に比べ、鎮痛作用が絶大です。
そのため、麻酔を深くかけれない状態の悪い子にとっては、麻薬で鎮痛をしっかりしてあげることで麻酔の要求量を少なくしてあげることが可能になり、助けてあげられる可能性が上がるのです!
わんちゃん猫ちゃんも喋れないだけで、痛みは確実に感じます。
その痛みを取ってあげられる幅が増えるのは人、動物にとって双方にメリットがあると思います(^^)v
これからもより良い獣医療の提供に邁進していきたいと思います!
~京田辺・八幡。枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~