お知らせ・ブログ

松井山手動物病院

お知らせ・ブログ

謹賀新年&臨時休診のお知らせ

2018年01月08日カテゴリ|お知らせ,ブログ

明けましておめでとうございます。
松井山手動物病院です。

皆さんはどんな年越し、お正月をされましたか?
当院は30日で仕事納めでしたが、比較的穏やかな年越しとお正月を過ごせました(*´▽`*)
お預かりの子たちのお世話があったので毎日病院には行っていましたが、幸い急患対応はほぼなかったです(^^)/

ただ、なんで連休ってあんなに過ぎるのが早いんでしょうね、、、、、
あっという間にお休みの4日間が過ぎ去ってしまいました(;´Д`)
そして、渡すお年玉でなかなかな額も飛んでくと言う、、、、、苦笑
昔はもらう側だったので楽しかったものも、渡す側になると新札の準備やら、年齢に合わせての中身を考えたりと大変ですね(*_*)
渡す人数も10人以上なのでみんなが高校生、大学生になると・・・・っと思うと(;’∀’)

そんな年齢になったんだとしみじみ実感です(*´з`)

と、歳を感じる話はさておき(笑)

新年を迎え、決意を新たに頑張っていこうかと思います!
昨年に負けず、この冬の寒さに負けず!温かい患者様に寄り添った診察を行っていきたいと思います(^-^)
本年も、どうかよろしくお願いいたします。

さて、1月・2月の当院の予定ですが、

1月22日(月) 院内ミーテイングのため午後の診察は19時までとさせていただきます。
2月3日(土)  院長が友人の結婚式に参加のため臨時休診とさせていただきます。

ご迷惑をお掛けしますが、ご了承よろしくお願いいたします。

~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~

地域の皆様にとって、安心できる病院に。

健康診断の重要性 第2弾

2017年12月16日カテゴリ|ブログ

こんにちは。
松井山手動物病院です。

寒さが半端ないですね((+_+))
ただいまスタッフルームにこたつを導入しようか悩んでいます。。。。
そうなると、ずっとそこにいてしまいそうな自分が簡単に想像できてしまいますが(;’∀’)

こたつって本当に素晴らしい!笑

さて、前回と言っても結構前になりましたが。。。
健康診断の意味を少しだけ書かせてもらいました。

今回は実際に健診で大きな病気が見つかった子のお話です!

その子は、同居の子が健診の血液検査で肝数値の上昇が認められ、腹部エコーをあてると胆石が見つかったのでこの子も検診を!と言うことで健診を行った子です。
健診の結果、貧血と肝数値の上昇が認められました。
エコーを当ててみると、普通であればエコーでは見えてこない子宮が見えているのと、肝臓に腫瘍らしき陰影が認められました。

I201712151636107810004

長さを測っている部分が肝臓の腫瘍のエコーなんですが、静止画にするとなんて分かりにくい・・・・((+_+))

オーナーと相談し、まずは卵巣・子宮の摘出手術を行うのと、それに合わせて肝臓を肉眼で確認、腫瘍らしき部分の生検を実施することに。

さて、実際に肝臓を見てみると・・・・
やっぱりありました!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
実際に目で見ると明らかなものでも、エコーではぼんやりくらいしか見えないことも多いんです。
すごく高いエコーなら別かもしれませんが(笑)

今回は、肝臓のどこにあるのかを眼で確認することと生検で良悪の判断を行うことが目的だったので、少し肝臓の腫瘍部分を切除して専門の病理の先生に診断をお願いしました。

結果は、、、、、肝細胞癌!!(;´Д`)

となると、切除をして根治を目指さないといけません!
実際に腫瘍の広がりと位置を一度開腹下で確認をしているので、手術方法もイメージしやすかったです(^^)v
肝臓の切除手術は、お腹の手術の中で高難度の手術になります。
肋骨の中に隠れている臓器なため、視野確保が難しいのと大きな血管があるため大量出血の可能性もあります。
ワンちゃんの肝臓は6つに分かれていますが、今回の手術でそのうちの1つをまるまる切除することになります。
そのため、術後に残った肝臓に負担をかけ、肝不全を起こすこともあり得ます。

この子は人と同じ肝葉切除の術式を行い、無事に手術を終えることができました(*´▽`*)
切除した肝臓腫瘍も病理の先生に確認していただき、摘出は完全とお墨付きももらいました!
今のところ再発や転移の兆候もなく、非常に元気にしてくれています♪

たまたま健診で見つかったものですが、早めの対処をしてあげることができ何よりでした(^^)v
こういったことはもちろんどちらかと言えば少ないとは思いますが、健診の重要性に改めて気づかされました!
腫瘍は早期にはほとんど症状は出てきません。進行するにしたがって症状を出していきます。

もの言わない子たちだからこそ、健康診断はより意味があるのかもしれません。
可能であれば、7歳以上のシニアの子は年に1回は健康診断をしてあげてください!

どういったものがあるかなど、お気軽にスタッフまでお問い合わせくださいね(^^)/

また、18日(月)は院長がセミナー参加のため臨時休診となっております。
ご迷惑をお掛けしますが、ご了承くださいm(_ _)m
日本で有数の腫瘍の先生からいろいろ学び、知識をアップデートしてきます!

 

~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~

地域の皆様にとって、安心できる病院に。

骨折

2017年10月17日カテゴリ|ブログ

こんにちは。
松井山手動物病院です。

だいぶ涼しく、、、と言うより寒くなってきました(*_*;
そして、なにより日が落ちるのがだいぶはやくなりました!
もうすぐ、また待合は冷気との戦いになりそうです(*´Д`)

なにか良い対策ってないもんでしょうか?
アドバイスあれば随時受け付けています(‘ω’)ノ笑

さて、健康診断の重要性の話の続きを書こうかと思っていたんですが、先月に骨折の子がたて続けに来院されたのでそのお話を少し。。。。

小型犬ブーム、、、、Mダックス⇒チワワ⇒トイプードル⇒Mixと流行りは変わっていますが、若い小型犬さんで気を付けてもらいたいのが『骨折』

Mダックスは骨がしっかりしているのでほとんど骨折はみません。
が、トイプードルはすごく1歳までの骨折が多いんです(*´Д`)

ひとえにトイプードルと言ってもそのサイズは様々。。。。
ティーカッププードルと呼ばれるような成犬でも1kg台の子もいれば、がっしり6kg台の子までいます。

1kg台の子の前肢の骨の厚さ皆さんご存知でしょうか?

大体5mmとかなんです!
割りばしと同じくらい(*_*)

先月うちで手術を行った2頭も1kg台でした。
片方の子は骨の幅が約4.1mm、もう片方の子は約5mm。。。。。

unnamed  unnamed1

きれいに折れています。。。。そして細い((+_+))

ジャンプの際、着地に失敗して骨折と言うのが一番多いパターンですが、そりゃそれだけ細いと折れるなと(+o+)

治療法は何通りかあります。
ヒビだけであったり、ずれがない場合は外固定、いわゆるギプスのようなものを用いることもあります。
しっかり折れてる場合は、外科的な手術の適応なのですが、今一般的に多く行われているのはプレート法と呼ばれる方法です。
金属のプレートとスクリューを用いて、骨折した骨同士がずれないように固定する方法になります!

当院では、プレート法の中でもロッキングプレートと呼ばれるプレートを用いて手術を行っています(*”ω”*)
このロッキングプレート、以前までの古典的なプレートに比べ強固で骨が治るのにすごく重要な骨膜の血行阻害も少ない⇒つまり治りやすいと言う利点を持ちます!

骨折は、こじらせればこじらせるほど難易度はあがりますし、費用も掛かります。
1回目の手術でしっかり治すのが大切なので、当院ではロッキングプレート法を行っています(‘◇’)ゞ

術後はこんな感じになります。

unnamed3  unname2

さて、今回行った2頭の骨折。
つなげる骨自体すごく細いので、プレートもスクリューも必然的にすごーく小さくなります。
用いたスクリューの直径、、、、それぞれ1.2mmと1.7mm!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
実物はこんなんです。

落としてしまったらもうどこに行ったか分からないサイズ(笑)
手術した2頭とも今は自宅で走り回っているんですが、まだ完全に骨がくっついたわけではありません!

骨のくっつき具合を見ながら、スクリューとプレートを除去して、そのあとスクリューの入っていた穴がふさがるまでは気が抜けません(*´Д`)
オーナーさんもドキドキですが、手術したこっちもまた折れたりしないかとドキドキです( >_< )

1歳までの小型犬の子犬を飼われている方は十二分にお気を付けくださいね!

~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~

地域の皆様にとって、安心できる病院に。

眼科・歯科・胆嚢のセミナーに参加してきました!

2017年09月15日カテゴリ|ブログ

こんにちは。
松井山手動物病院です。

だいぶ涼しくなり、病院の待合の熱気も落ちついてきました(^^)/
今度はガラスから冷気がやってくるんですが・・・(*´Д`)
それまでの快適な時期が長く続けばいいのに!と願ってやみません。。。。

また、週末には台風がくるみたいですね。
今度は稲が倒れないか心配です(*_*)
稲が倒れると、稲刈りの労力が増すんですよね!!
うまく稲刈り機が刈り取ってくれないという・・・・
実家が米を作っているので、あまり普通の方がされない心配をしています(笑)

この時期は、比較的動物病院が落ち着く時期なのでセミナーや学会が多く開催されます。
7月は大きな学会で発表させていただく機会に恵まれましたが、普段は著名な先生方から様々な知識を吸収させいただいています。

先日は、所属している京都の有志の獣医師勉強会で眼科のセミナーに、また別の日には関東の歯科で有名な先生のセミナーに参加してきました(^^)/

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
どちらも診察終わりの夜遅くからの開始でしたが、非常に有意義な時間を過ごせました!

8月の末には、休診日を利用して東京に胆嚢のセミナーにも参加してきました。
FB_IMG_1504271417647
新幹線乗り慣れな過ぎて前日からドキドキでした(笑)

医療も獣医療も日進月歩で発展しています。
数年前まで一般的だと思われていたことが、今では否定されているなんて言うことも往々にしてあります。
どんな仕事もそうですが、現状に満足していてはその先には進めません。
常に新しい知識・技術勉強し身につけることで、動物たちにベストな治療を提案することができます。

これからも、セミナーや勉強会参加のため、休診日ができたり診察が早く終わることもあるかと思いますが、より良い獣医療の提供のためご了承くださいm( _ _ )m

 

~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~
地域の皆様にとって、安心できる病院に。

健康診断の重要性

2017年08月14日カテゴリ|ブログ

こんにちは。
松井山手動物病院です。

お盆ですね。
皆さん里帰りされてるんでしょうか?

うちは奥さん共々実家が近いので里帰りと言う感覚がありません!
渋滞情報を見ると、大変だなー・・・と毎年思っています。
平和なお盆。病院の前を通る他府県ナンバーの車の列を見ながら、病院でゆっくりブログを書いています(笑)

そう!お盆もカレンダー通り診察中です(‘◇’)ゞ
よく来られるオーナー様方に『休みないの!?』と驚かれますが、ありません(笑)

ペットホテルや入院の子もいるので、結局病院にいるんですよね(@_@)
それにどこに行っても人も多いし!!
っと自分をなだめています(笑)

さて、今回は健康診断の重要性です!
健康診断、皆さんされていますか?

健康診断には大きく2つの意味合いがあります。

1:明らかな病気がないかのチェック
2:個々のデータを積み重ねていくことで、その子自身の基準範囲をつくる

さて、1番
どこまでの検査をするか、例えば、血液検査、エコー、レントゲンなどなど。
によって発見できる病気も変わってきます。
レントゲンは骨、心臓の大きさや肺の様子、エコーは腎臓など内臓の大きさや形を見ることは得意ですが、レントゲンやエコーをしても、血糖値やコレステロール値は分かりません。
それぞれの検査によって得意・不得意があるため、組み合わせることで病気を発見できる確率があがります。

ただ、全ての検査をしたからと言って、100%病気を発見できるものでありません
そこも人と同様です(*_*;

さて2番
血液検査をすると、自分の検査結果が『基準範囲』の中に入っているかが目安になります。
この『基準範囲』どんなものかご存知でしょうか?
同じ血液検査をしても、測る機械により基準範囲は少し前後します。
これはそれぞれの機械で、健康な子の何千何万と言う検査結果の上、下の数%を除いた間の値を基準としているものなんです。
そのため、基準範囲から少し外れても健康と言うこともあるし、基準範囲内でも異常と言うこともあり得るんですよね。。。。

異常を見つけるうえで、大多数の子の基準範囲よりも優れているのが、その子自身の血液検査の積み重ねによる基準範囲です。

これはどういうことかと言うと、、、、

1歳から毎年血液検査をしていて、ある検査結果がそれまではずっと同じような値だったのに、ある歳に急に数値が上がった。
でも、機械の基準範囲内です。

と言う場合、機械の基準範囲内ではあるけれど、異常である場合が結構あるんです。
信頼すべきは

大多数の子の基準範囲 < その子の血液検査を積み重ねたデータ

と言うことです。
若いから健康診断は必要ないですかと聞かれることがあるんですが、若い場合大概は異常は見つかりません。
それこそ、健康ですね!となるのですが、異常を見つけるというよりは若くて健康な状態の時のデータを蓄積して、年齢がいったときに異常をとらえやすくする、と言う意味合いで健康診断はしておいてあげるべきだと思っています。

しゃべれない子たちだからこそ、人より余計に積み重ねたデータが重要です!

7歳までは年に1回、シニア期に入る7歳以上は半年に1回は健康診断をしてあげてくださいね(^^)/

回数多く見えますがわんちゃん、ネコちゃんにとって人の1年は4,5に年相当します!
と言うことは半年に1回は、僕らの感覚で2,3年に1回です。

ちょっと今回は小難しいお話でしたが、次回は実際に健康診断で見つかった病気のお話をさせていただきますね(^^)/

何かわからないことや、聞きたいことがあればお気軽にスタッフにお尋ねください♪

 

~京田辺、八幡、枚方、長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~

地域に皆様にとって、安心できる病院に。

 

松井山手動物病院

〒610-0354 京都府京田辺市山手南2丁目1-3

お問い合わせはこちら

0774-94-6116

※19:00~19:30:予約診察(要予約)、前日までに受付・お電話・LINEにてご予約下さい。
※12:00~16:00:往診可(要予約)
※09:00~17:00:トリミング(要予約)

JR松井山手駅より徒歩2分
(松井山手交差点の南西角です)

専用駐車場7台分完備
当院横(ハチセンビル3号館東側)①~⑤、
南側駐車場①、②

もし、全ての駐車場が一杯だった場合、
近隣のコインパーキングをご利用ください。
駐車券・利用証明書をご持参いただければ、
受付にて精算をさせていただきます。

松井山手動物病院

〒610-0354 京都府京田辺市山手南2丁目1-3

JR松井山手駅より徒歩2分 (松井山手交差点の南西角です)

お問い合わせはこちら

0774-94-6116

※19:00~19:30:予約診察(要予約)、前日までに受付・お電話・LINEにてご予約下さい。
※12:00~16:00:往診可(要予約)
※09:00~17:00:トリミング(要予約)

専用駐車場7台分完備
当院横(ハチセンビル3号館東側)①~⑤、
南側駐車場①、②

もし、全ての駐車場が一杯だった場合、近隣のコインパーキングをご利用ください。
駐車券・利用証明書をご持参いただければ、受付にて精算をさせていただきます。