トリミングのわんこたち♪vol.11
2016年05月22日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
すっかり暑くなり、お昼間は夏の陽気ですね!
当院の待合室はガラス張りで東向きのため、午前中は日差しが強く、もうクーラーがガンガン稼働しています。
わんちゃんは基本的に寒さには強いですが、暑さには弱い動物です。
人のように体温を下げるために汗をかくことができませんし、なにせ天然の毛皮を着ています。
お外に出かけるときは特にですが、お家の中や車の中などでも熱中症には十分気を付けてあげてくださいね。
だいぶ久しぶりになってしまいましたが、トリミングにきてくださったわんちゃんたちをご紹介します。
だいぶ暖かくなったので、短めにカットをというリクエストも増えてきています!
わんちゃんも暑さがマシになり、飼い主さんもお手入れが楽で一石二鳥ですね(^^)
夏場は皮膚病も多いのですが、皮膚の検査をして、その子に合ったシャンプーを使ってあげることで薬は飲まずに、改善することもあります。
ご気軽にご相談ください。
~京田辺・八幡・長尾・枚方の動物病院なら松井山手動物病院まで~
フィラリア症
2016年05月19日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
日もだいぶ長くなってきました。
18時でもまだまだ明るいですね。
そろそろ梅雨のシーズンかと思うとげんなりですが。。。。
梅雨のシーズンは高温多湿になり、ワンちゃんの皮膚には大敵です(>_<)
そのため皮膚病や外耳炎が多くなります!
軽度なものならシャンプーや外用のお薬で軽快しますが、重度なものは長期にわたっての治療が必要になります。
また、外耳炎が重度になると耳道軟骨が壊死をしたり、内耳炎を引き起こしたり。。。。
耳道を取ってしまわないといけない場合もあります(*_*)
日々のケアで上手に管理できることも多いので、悪化させる前にケアを定期的にしてあげてください(^^)v
もし、方法などわからないことがあればお気軽にお尋ねください♪
さて、ただいまフィラリア、ノミ・ダニ予防シーズンの真っ最中ですが、先日当院にフィラリアに感染している子が来院されました。
日常的に咳をしており、喀血をしたとのこと。
血液を顕微鏡で見ると・・・
フィラリアの子虫である↑ミクロフィラリアがたくさん動いていました。
胸部のレントゲンでも異常個所がちらほらと。
話を聞くと数年間予防されていなかったとのこと。
ミクロフィラリアがいるということは、少なくともフィラリアの雄雌が1隻ずつはいます。
フィラリア虫体は成長すると肺の動脈に居つき、数が多くなると心臓にも移動します。
心臓に移動した場合、血液の流れがうまくいかなくなり、致死的な状態になることもあります。
治療は何種類かありますが、どれもリスクは高く、治療中に命を落とすことも珍しくはありません。
そのため、何よりもかからないようにする予防が大切です!!
当院の周辺地域は、まだフィラリアがいる地域なのでしっかり予防をしてあげてください!
室内だから大丈夫と言う考えは通用しません。
蚊は外から入ってきます。
かかってから後悔しても遅いですし、なにより命に関わります!!
予防をすれば防げる病気です。
飼われる以上は責任をもって予防をしてあげてください!
ちなみにネコちゃんも、室内飼育でも感染が確認されています。
ネコちゃんはワンちゃんに比べて症状が出にくく、突然死を起こすこともあります。
ネコちゃんも予防をしてあげてください(>_<)
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GWですね
2016年05月06日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
世間はGW、受付から見える景色が非常に羨ましい今日のこの頃です(*´Д`)
当院はGWも水曜日休診、日祝午後休診と普段と変わらない診察をさせて頂いています!
旅行バッグを持った方をついつい目で追ってしまいます。。。笑
天気も良い日が多いのでお出かけしたくなります!!
さて、当院も5月で開院9カ月目に入りました。
あっという間に1年を迎えそうな感じです。
おかげさまで来院されるオーナー様も増えて、待合がにぎやかになる時間も増えてきました(^^)/
初心を忘れることなく、良い獣医療を提供できるように頑張っていきたいと思います!!
さて、今日は普段私たちがしている『診断』と『治療』について少しお話をさせていただきます。
人の医療でもそうですが、病気の症状が出て来院された場合
問診 ⇒ 診察 ⇒ (検査) ⇒ 診断 ⇒ 治療 ⇒ 治療の効果判定
と言う流れになります。
問診をしっかり聞いて、およそどこに問題があるのかを考えます。
診察で身体を触り、異常な部位が他にないか、見落としがないようにきっちり診ます。
そして、必要であれば検査を行い、さらに問題の精査や診断に必要な情報を集めます。
問診、診察、検査の情報から診断を行い、その診断に基づいて治療を選択し、治療の効果判定を行います。
もし、治療しても良くならないのであれば、
・診断が間違えている
・何らかの見落としがある
・治療の選択が間違えている
を考え、再び上記の過程をやり直します。
全ての過程が大事なのは間違いないのですが、その中でも大事なのはしっかりした診断あっての治療だということ。
きっちりと診断がついてしまえば、治療は格段に行いやすくなります。
ただ、その診断が簡単につくものもあればつかないものもあります。。。
そして、診断をつけるための情報源として、検査をいっぱいすれば得られる情報は多くなりますが、同時にオーナー様に金銭的な負担を強いることになります。
そのため、検査をしない、もしくは減らし、経験に基づいて治療をすることが往々にしてあります。
この経験に基づいた治療のメリットは、お金がかかる検査がない、もしくは少ないので金銭的な負担は少ないということ。
しかし、軽快してくれない場合、動物が苦しんでいる時間も長引き、結局は検査が必要になることもあります。
もちろん、医療と言う面では必要な検査をしっかりし、きっちりとした診断をつけたうえで治療を行うことがスタンダードになりますが、費用や動物の負担を考えだすと難しいところです。。。。。
なるべく負担を抑えた診療を心がけていますが、治らない、再発を繰り返すなどの場合はしっかりした検査が必要になることが多いとご理解下さいm(_ _)m
とまあ長くなりましたが、こんなことを考えながら普段診察をしてるんだな、と思って見て頂ければ幸いです(*´ω`)
~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~
トリミングのわんこたち♪vol.10
2016年04月03日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
このあたりの桜もほぼ満開となりましたね(^^)
みなさん、お花見には行かれましたか?
今日は午後から雨が降るようなので、散ってしまわないか心配です。
気温が上がり、わんちゃんたちもシャンプーしても寒くないと思われる方が多いのか、
トリミングのご予約も増えてきています。ありがとうございます♪
以前のブログにも書かせていただいた通り、このあたりでマダニを付けてくる子が増えていますので、
トリミングをお受けする動物さんは基本、ノミ・ダニ予防を必須とさせていただいています。
ご了承下さい。
それではトリミングに来てくださったわんちゃんたちをご紹介します!
今日はここまでです♪
診察との時間の都合などで写真を撮れなかった子もいます(>_<)ごめんなさい!
最近は春らしく、トリマーさんが桜のリボンを付けてくれることが多いですよ!
とてもかわいらしく仕上がってます(^^)
また次回をお楽しみに♪
~京田辺、八幡、枚方、長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~
全身麻酔について
2016年04月01日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
ようやく新年度!
気持ちも新たにと思っていたら、雨が降ったりやんだりの嫌な天気。
去年もでしたが、せっかくの桜が散ってしまいそう(*´Д`)
なんとか日曜日の雨にも持ちこたえてほしいものです(>_<)
さて、今日は少し全身麻酔についてお話ししようかと。
全身麻酔は、『麻酔薬』と言うお薬の力で強制的に麻酔をかけます。
局所麻酔と異なり、麻酔薬の影響は全身に及びます。
暴れる子の処置であったり、手術であったり、CTやMRI検査であったり、痙攣を止めるためだったり。。。。
人よりもワンちゃんネコちゃんなどの動物の方が、全身麻酔を必要とする頻度は高いかもしれません。
動物病院では日常的に行われていますが、その全身麻酔は決して100%安全ではありません。
これは人も同様です。
若くて健康な子であってもリスクはあります。
また、これも誤解を良くされていることなのですが、、、、
高齢だからと言って全身麻酔が出来ないというのはありません。
ただし、リスクが変わってきます。
高齢になればなるほど、体に問題を抱えていればいるほどリスクは上がってきます。
当院ではそのリスクを出来る限り下げるため、全身麻酔を実施する子には、どれだけ健康的な若い子であっても麻酔前に血液検査と胸部レントゲン検査を行っています。
全身麻酔をかける前であれば、全身麻酔を延期して、先に見つかった問題を対処してあげることも可能になるからです。
そうすることで、リスクを下げてあげることができます!
もちろん一刻を争うような場合には、リスク承知で全身麻酔を行わないといけない場合もあるのですが(^^;
全く検査をせずに行えば、検査の費用分安くはなります。
しかし、安全性は下がってしまいます。
全身麻酔での問題は、『死』に直結します。
一度失われた命はもう戻ってはきません。
全身麻酔による事故を防ぐためにも、ご承知おきいただければと思います(>_<)
~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~