GWですね
2016年05月06日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
世間はGW、受付から見える景色が非常に羨ましい今日のこの頃です(*´Д`)
当院はGWも水曜日休診、日祝午後休診と普段と変わらない診察をさせて頂いています!
旅行バッグを持った方をついつい目で追ってしまいます。。。笑
天気も良い日が多いのでお出かけしたくなります!!
さて、当院も5月で開院9カ月目に入りました。
あっという間に1年を迎えそうな感じです。
おかげさまで来院されるオーナー様も増えて、待合がにぎやかになる時間も増えてきました(^^)/
初心を忘れることなく、良い獣医療を提供できるように頑張っていきたいと思います!!
さて、今日は普段私たちがしている『診断』と『治療』について少しお話をさせていただきます。
人の医療でもそうですが、病気の症状が出て来院された場合
問診 ⇒ 診察 ⇒ (検査) ⇒ 診断 ⇒ 治療 ⇒ 治療の効果判定
と言う流れになります。
問診をしっかり聞いて、およそどこに問題があるのかを考えます。
診察で身体を触り、異常な部位が他にないか、見落としがないようにきっちり診ます。
そして、必要であれば検査を行い、さらに問題の精査や診断に必要な情報を集めます。
問診、診察、検査の情報から診断を行い、その診断に基づいて治療を選択し、治療の効果判定を行います。
もし、治療しても良くならないのであれば、
・診断が間違えている
・何らかの見落としがある
・治療の選択が間違えている
を考え、再び上記の過程をやり直します。
全ての過程が大事なのは間違いないのですが、その中でも大事なのはしっかりした診断あっての治療だということ。
きっちりと診断がついてしまえば、治療は格段に行いやすくなります。
ただ、その診断が簡単につくものもあればつかないものもあります。。。
そして、診断をつけるための情報源として、検査をいっぱいすれば得られる情報は多くなりますが、同時にオーナー様に金銭的な負担を強いることになります。
そのため、検査をしない、もしくは減らし、経験に基づいて治療をすることが往々にしてあります。
この経験に基づいた治療のメリットは、お金がかかる検査がない、もしくは少ないので金銭的な負担は少ないということ。
しかし、軽快してくれない場合、動物が苦しんでいる時間も長引き、結局は検査が必要になることもあります。
もちろん、医療と言う面では必要な検査をしっかりし、きっちりとした診断をつけたうえで治療を行うことがスタンダードになりますが、費用や動物の負担を考えだすと難しいところです。。。。。
なるべく負担を抑えた診療を心がけていますが、治らない、再発を繰り返すなどの場合はしっかりした検査が必要になることが多いとご理解下さいm(_ _)m
とまあ長くなりましたが、こんなことを考えながら普段診察をしてるんだな、と思って見て頂ければ幸いです(*´ω`)
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