11月の休診のお知らせ
2017年11月04日カテゴリ|お知らせ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
娘が幼稚園からもらってきた風邪が家族内で蔓延しております(*´Д`)
順々に治りかけてはまたかかってのループ。。。。
おかげでずっと鼻声ですいません(*_*)
葛根湯飲んで生姜湯で体暖めて、地道に治していきます。
さて、11月23日(木)は、セミナー参加のため休診とさせていただきます。
また、その日は時間外も含めて緊急対応ができません。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物まで~
地域の皆様にとって、安心できる病院に。
骨折
2017年10月17日カテゴリ|ブログ
松井山手動物病院です。
だいぶ涼しく、、、と言うより寒くなってきました(*_*;
そして、なにより日が落ちるのがだいぶはやくなりました!
もうすぐ、また待合は冷気との戦いになりそうです(*´Д`)
なにか良い対策ってないもんでしょうか?
アドバイスあれば随時受け付けています(‘ω’)ノ笑
さて、健康診断の重要性の話の続きを書こうかと思っていたんですが、先月に骨折の子がたて続けに来院されたのでそのお話を少し。。。。
小型犬ブーム、、、、Mダックス⇒チワワ⇒トイプードル⇒Mixと流行りは変わっていますが、若い小型犬さんで気を付けてもらいたいのが『骨折』!
Mダックスは骨がしっかりしているのでほとんど骨折はみません。
が、トイプードルはすごく1歳までの骨折が多いんです(*´Д`)
ひとえにトイプードルと言ってもそのサイズは様々。。。。
ティーカッププードルと呼ばれるような成犬でも1kg台の子もいれば、がっしり6kg台の子までいます。
1kg台の子の前肢の骨の厚さ皆さんご存知でしょうか?
大体5mmとかなんです!
割りばしと同じくらい(*_*)
先月うちで手術を行った2頭も1kg台でした。
片方の子は骨の幅が約4.1mm、もう片方の子は約5mm。。。。。
きれいに折れています。。。。そして細い((+_+))
ジャンプの際、着地に失敗して骨折と言うのが一番多いパターンですが、そりゃそれだけ細いと折れるなと(+o+)
治療法は何通りかあります。
ヒビだけであったり、ずれがない場合は外固定、いわゆるギプスのようなものを用いることもあります。
しっかり折れてる場合は、外科的な手術の適応なのですが、今一般的に多く行われているのはプレート法と呼ばれる方法です。
金属のプレートとスクリューを用いて、骨折した骨同士がずれないように固定する方法になります!
当院では、プレート法の中でもロッキングプレートと呼ばれるプレートを用いて手術を行っています(*”ω”*)
このロッキングプレート、以前までの古典的なプレートに比べ強固で骨が治るのにすごく重要な骨膜の血行阻害も少ない⇒つまり治りやすいと言う利点を持ちます!
骨折は、こじらせればこじらせるほど難易度はあがりますし、費用も掛かります。
1回目の手術でしっかり治すのが大切なので、当院ではロッキングプレート法を行っています(‘◇’)ゞ
術後はこんな感じになります。
さて、今回行った2頭の骨折。
つなげる骨自体すごく細いので、プレートもスクリューも必然的にすごーく小さくなります。
用いたスクリューの直径、、、、それぞれ1.2mmと1.7mm!
落としてしまったらもうどこに行ったか分からないサイズ(笑)
手術した2頭とも今は自宅で走り回っているんですが、まだ完全に骨がくっついたわけではありません!
骨のくっつき具合を見ながら、スクリューとプレートを除去して、そのあとスクリューの入っていた穴がふさがるまでは気が抜けません(*´Д`)
オーナーさんもドキドキですが、手術したこっちもまた折れたりしないかとドキドキです( >_< )
1歳までの小型犬の子犬を飼われている方は十二分にお気を付けくださいね!
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眼科・歯科・胆嚢のセミナーに参加してきました!
2017年09月15日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
だいぶ涼しくなり、病院の待合の熱気も落ちついてきました(^^)/
今度はガラスから冷気がやってくるんですが・・・(*´Д`)
それまでの快適な時期が長く続けばいいのに!と願ってやみません。。。。
また、週末には台風がくるみたいですね。
今度は稲が倒れないか心配です(*_*)
稲が倒れると、稲刈りの労力が増すんですよね!!
うまく稲刈り機が刈り取ってくれないという・・・・
実家が米を作っているので、あまり普通の方がされない心配をしています(笑)
この時期は、比較的動物病院が落ち着く時期なのでセミナーや学会が多く開催されます。
7月は大きな学会で発表させていただく機会に恵まれましたが、普段は著名な先生方から様々な知識を吸収させいただいています。
先日は、所属している京都の有志の獣医師勉強会で眼科のセミナーに、また別の日には関東の歯科で有名な先生のセミナーに参加してきました(^^)/
どちらも診察終わりの夜遅くからの開始でしたが、非常に有意義な時間を過ごせました!
8月の末には、休診日を利用して東京に胆嚢のセミナーにも参加してきました。
新幹線乗り慣れな過ぎて前日からドキドキでした(笑)
医療も獣医療も日進月歩で発展しています。
数年前まで一般的だと思われていたことが、今では否定されているなんて言うことも往々にしてあります。
どんな仕事もそうですが、現状に満足していてはその先には進めません。
常に新しい知識・技術勉強し身につけることで、動物たちにベストな治療を提案することができます。
これからも、セミナーや勉強会参加のため、休診日ができたり診察が早く終わることもあるかと思いますが、より良い獣医療の提供のためご了承くださいm( _ _ )m
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9月臨時休診のお知らせ & キャンペーンのお知らせ
2017年08月24日カテゴリ|お知らせ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
少しずつ日が短くなってきました。
ただ、まだまだ暑いですが・・・(*_*;
今日とかめっちゃ暑い!!!!
さて、9月12日(火) 院長が研修参加のため臨時休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
また、9月1日で、開院して3年目に入ります!(*´▽`*)
嬉しいことも悲しいことも様々ある、あっという間の2年間でした(>_<)
来院してくださる方の数も増え、それに伴いスタッフも増えました!
これもひとえにご来院頂いているオーナー様と動物たち、また地域の支えてくださっている方々のおかげだと感謝しています。
これからも、地域の皆様にとって安心できる病院となるよう、スタッフ共々努力していきたいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
開院2周年に合わせて、健康診断にわんにゃんドックのキャンペーンを実施させていただきます(^^)/
技術料度外視です(笑)
1:プチ健診コース
身体検査・尿検査(持参)・便検査(持参)・血球検査・血液生化学検査(肝臓・腎臓など6項目)
5500円 ⇒ 3500円
2:健診コース(要予約)
身体検査・尿検査・便検査(持参)・血球検査・血液生化学検査(肝臓・腎臓など19項目)
胸腹部レントゲン
12500円 ⇒ 8000円
3:しっかり健診コース(要予約)
身体検査・尿検査・便検査(持参)・血球検査・血液生化学検査(肝臓・腎臓など20項目)
胸腹部レントゲン・腹部超音波検査
16000円 ⇒ 11500円
*しっかり健診コースは朝ごはん抜きでご来院ください。
ホルモン検査(甲状腺ホルモン・副腎皮質ホルモン)・腎機能検査・心臓超音波検査・眼科検査もオプションで可能です。
報告書にまとめてお伝えさせていただきます(^^)/
また、キャンペーンの実施期間は9月1日から30日までとなります!
この機会にぜひ、健康診断をしてあげてください(^^)/
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健康診断の重要性
2017年08月14日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
お盆ですね。
皆さん里帰りされてるんでしょうか?
うちは奥さん共々実家が近いので里帰りと言う感覚がありません!
渋滞情報を見ると、大変だなー・・・と毎年思っています。
平和なお盆。病院の前を通る他府県ナンバーの車の列を見ながら、病院でゆっくりブログを書いています(笑)
そう!お盆もカレンダー通り診察中です(‘◇’)ゞ
よく来られるオーナー様方に『休みないの!?』と驚かれますが、ありません(笑)
ペットホテルや入院の子もいるので、結局病院にいるんですよね(@_@)
それにどこに行っても人も多いし!!
っと自分をなだめています(笑)
さて、今回は健康診断の重要性です!
健康診断、皆さんされていますか?
健康診断には大きく2つの意味合いがあります。
1:明らかな病気がないかのチェック
2:個々のデータを積み重ねていくことで、その子自身の基準範囲をつくる
さて、1番。
どこまでの検査をするか、例えば、血液検査、エコー、レントゲンなどなど。
によって発見できる病気も変わってきます。
レントゲンは骨、心臓の大きさや肺の様子、エコーは腎臓など内臓の大きさや形を見ることは得意ですが、レントゲンやエコーをしても、血糖値やコレステロール値は分かりません。
それぞれの検査によって得意・不得意があるため、組み合わせることで病気を発見できる確率があがります。
ただ、全ての検査をしたからと言って、100%病気を発見できるものでありません。
そこも人と同様です(*_*;
さて2番。
血液検査をすると、自分の検査結果が『基準範囲』の中に入っているかが目安になります。
この『基準範囲』どんなものかご存知でしょうか?
同じ血液検査をしても、測る機械により基準範囲は少し前後します。
これはそれぞれの機械で、健康な子の何千何万と言う検査結果の上、下の数%を除いた間の値を基準としているものなんです。
そのため、基準範囲から少し外れても健康と言うこともあるし、基準範囲内でも異常と言うこともあり得るんですよね。。。。
異常を見つけるうえで、大多数の子の基準範囲よりも優れているのが、その子自身の血液検査の積み重ねによる基準範囲です。
これはどういうことかと言うと、、、、
1歳から毎年血液検査をしていて、ある検査結果がそれまではずっと同じような値だったのに、ある歳に急に数値が上がった。
でも、機械の基準範囲内です。
と言う場合、機械の基準範囲内ではあるけれど、異常である場合が結構あるんです。
信頼すべきは
大多数の子の基準範囲 < その子の血液検査を積み重ねたデータ
と言うことです。
若いから健康診断は必要ないですかと聞かれることがあるんですが、若い場合大概は異常は見つかりません。
それこそ、健康ですね!となるのですが、異常を見つけるというよりは若くて健康な状態の時のデータを蓄積して、年齢がいったときに異常をとらえやすくする、と言う意味合いで健康診断はしておいてあげるべきだと思っています。
しゃべれない子たちだからこそ、人より余計に積み重ねたデータが重要です!
7歳までは年に1回、シニア期に入る7歳以上は半年に1回は健康診断をしてあげてくださいね(^^)/
回数多く見えますがわんちゃん、ネコちゃんにとって人の1年は4,5に年相当します!
と言うことは半年に1回は、僕らの感覚で2,3年に1回です。
ちょっと今回は小難しいお話でしたが、次回は実際に健康診断で見つかった病気のお話をさせていただきますね(^^)/
何かわからないことや、聞きたいことがあればお気軽にスタッフにお尋ねください♪
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