11月の臨時休診
2016年10月21日カテゴリ|お知らせ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
一気に涼しいを通り越して寒くなってきました。
日が落ちるのもすごく早くなってきました(*´ω`)
寒暖差が激しいので、皆さん体調崩されないようにお気を付けください!
さて、11月3日木曜日は臨時休診とさせていただきます。
また、11月2、3日は時間外対応を含め病院対応は出来ません。
病院への電話はつながりますが、すぐに取れないことがあるため留守番電話に変わった際はお名前・御用件を録音ください。
折り返しご連絡させていただきます。
ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承よろしくお願いいたします。
~京田辺、八幡、枚方、長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~
うさぎさん
2016年10月06日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
最近はパッとしない天気が多いですね。
台風も例年より数が多いとのこと。
これ以上来ないことを願います(>_<)
実家の稲刈りがもうすぐなので、台風の後だと稲が倒れたりと大変なんです(*´Д`)
さて、先月から行っている一周年記念キャンペーンなのですが、オリジナル保存容器が全てなくなってしまいました(>_<)
まだもう少し持つかと思っていましたが、来院数が少し増えた様です。
嬉しい限りなのですが、お待たせすることもあり申し訳ありません(*_*)
もっと効率的に診察が行えるように日々頑張っていきます!!
オリジナル保存容器はなくなりましたが、もう一つのワンドック割引キャンペーンは10月中も行っていますので、ご興味あればご連絡ください(*^^)v
外から分からない愛猫、愛犬の身体の中をチェックするにはもってこいです♪
この頃、ちょこちょこウサギさんの来院があります。
当院は基本的にはワンちゃん、ネコちゃんを専門としています。
が、その他の動物、いわゆるウサギやハムスター、モモンガなどのエキゾチックアニマルも専門ではありませんが診れる範囲で診させて頂いています。
その中でウサギさんが一番来院数が多いんです。
そして、中には手術になることもあります(>_<)
*以下に手術や臓器の写真があります。ご注意ください!
先日行ったのはウサギさんの緊急卵巣・子宮摘出術。
そのウサギさんは、食欲廃絶で来院されました。
飲水量も少なく、うんちも少ないとのこと。
ウサギさんは他の動物に比べ、体重当たりの飲水量は多い動物です。
飲水量が減ると、胃腸の動きも悪くなり、より状態を悪化させます。
お腹を触ると、腹部全体に柔らかいものが触れ、レントゲン、超音波エコーでそれが液体のたまった子宮だとわかりました。
ウサギさんのメスの生殖器疾患は非常に多く、そのためにオスよりも寿命が短いとされています。
拡張した子宮が胃腸を圧迫し、食欲不振の原因となっているため、根本解決は卵巣・子宮摘出術となります。
ウサギさんの全身麻酔はワンちゃんネコちゃんに比べはるかにリスクは高いため、すごく気を使います(*_*)
その原因の一部を占めるのが気管挿管の難しさ!!
ただ、当院はウサギさん用の気管チューブがあるため、人工呼吸で管理できます(^^)
気管挿管がない場合、手術中に呼吸が止まってしまうこともあるんです。。。。
そんなこんなで、お腹を開けてみると、、、、
子宮でかっ!!!(;´Д`)
手術前は1.4kgだった体重は、手術後1.1kg。
それだけ大きかったから、そりゃご飯も食べれない(^^;
手術後はこんな感じのカラーで術創をかじれないようにしてました。
今は食欲も戻ってくれ、元気とのこと(*´▽`*)
今度は太らない様に願うばかりです(笑)
今回は、ウサギさんの手術について書きましたが、当院はウサギの専門病院ではないので出来うることに限りがあります!
当院での治療が困難と判断した場合は、専門の病院にご紹介していますので、ご承知おき下さいm(_ _)m
~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~
地域の皆様にとって、安心できる病院に。
お鼻の整形!?
2016年09月16日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
だいぶ日中も涼しくなってきました。
むしろ朝晩は少し寒いくらいですね(>_<)
体調の変化には気を付けてくださいね!
さて9月も半ばを超えました。
予想よりもオリジナル保存容器の出が良く、残り1/3位になってしまいました。
ありがたいことです(*´ω`)
ご希望の方は健診がてらご来院ください(^^)/
先日、ちょっと変わった手術を行いました。
8カ月のフレンチブルの子の去勢手術と同時に行ったのですが、、、、、
手術前のお顔です。
手術後はこんな感じです。
さあ、何が変わったかというと・・・・・
そう!鼻の穴が大きくなっています!!(*‘∀‘)
ちなみに奥はこんな感じで縫合しています!
いわゆる鼻ぺちゃの子たちは『短頭種』と呼ばれ、生まれついて体に問題を抱えていることが多く、代表的なものとしては鼻孔狭窄、軟口蓋過長、気管の低形成などがあります。
鼻孔狭窄は鼻の穴が狭いこと、軟口蓋過長は口の上の奥の方にある軟口蓋が長くなってしまった状態です。
軟口蓋を図で示すと☟
ご飯や水を飲んだ時に、鼻腔に入っていかないようにしている重要な場所なんですが、長くなりすぎてしまうと呼吸がしづらくなります。
ワンちゃんもネコちゃんも鼻呼吸をする動物なので、鼻の穴が狭いと空気をうまく吸えません。
軟口蓋過長があるとさらに呼吸がしづらくなります。
その結果、呼吸困難や熱射病、胸の変形などが非常に起こりやすくなります。
それを予防・改善するには手術になるのですが、鼻孔狭窄には鼻孔再建術、いわゆる狭い鼻の穴を大きくする手術。
軟口蓋過長には長い部分を切る軟口蓋切除術を行います。
ちなみに上の子は、両方の手術を行っています(^^)v
軟口蓋は外から確認できないので、長いかどうかは実際には麻酔をかけて目視で確認するのですが、レントゲンである程度確認はできるのといびきの有無で判断することが可能です!
いびきは短頭種には非常に多いのですが、軟口蓋の過長から来ていることがほとんどです(>_<)
手術となると足踏みされるかもしれませんが、その後の快適な生活や熱中症や呼吸困難のリスクの低減を考えるとぜひ考えてあげてほしい手術です(´ω`*)
ちなみに、短頭種の子は他の犬種に比べ吐いたりや、胃炎が多いと言われています。
それらも鼻孔再建術、軟口蓋切除術を行うと低減するというデータもあるので、悩まれている方は考えてあげてみてください(^^)/
~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物まで~
地域の皆様にとって、安心できる病院に。
トリミングのわんこたち♪vol.14
2016年09月11日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
朝晩はかなり涼しくなり、わんちゃんたちもお散歩に行きやすくなりましたね(^^)
開院1周年と同時にトリミングも1周年を迎え、いつも来ていただいてる常連さんに加え、
新たなわんちゃんねこちゃんも増えてきました。ありがとうございます。
ではトリミングに来てくださったわんちゃんねこちゃんたちをご紹介します。
今回はトイプードルさんが多いですね♪
トイプードルさんはいろんなカットの仕方があって、雰囲気がガラッと変わります!
トリミング犬種だからこその楽しみですね(^^)
カットについてはベテランのトリマーさんが相談にのってくれますので、
お気軽にお声かけください!
~京田辺・八幡・長尾・枚方の動物病院なら松井山手動物病院まで~
歯石除去
2016年09月10日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
9月に入って、オリジナル保存容器がポンポン出ていっています。
嬉しい限りです(*´ω`)
さて、8月に行ったきれいな歯キャンペーンで、いろんな子の歯石除去を行いました。
当院での歯石除去は、基本的に全身麻酔をかけて実施します。
ペットサロンやある病院では、無麻酔の歯石除去を謳っているところがあったりします。
見た目の大きな塊の歯石は取れるかもしれませんが、取る際にできる歯の表面の凹凸の処置、歯周ポケットの中の歯石の除去、歯周ポケットの炎症を起こした歯肉の除去は無麻酔ではできません。
無理に行おうとすれば、痛みを与えるだけでなく、口を触られるのが嫌になり、今後の口腔ケアに重大な影響を与えてしまいます!(>_<)
当院の歯石除去の流れです(^-^)
・身体検査、術前の血液検査、胸のレントゲン撮影
↓ ここでまず全身麻酔をかけれる状態なのかを判断します。
・血管確保を行い、静脈点滴を行いながら麻酔導入
↓ 全身麻酔は血圧低下が起こりやすいため、血圧維持には必須です!
・気管挿管をし、歯肉に局所麻酔注射
↓ 歯石除去は結構痛いんです(*´Д`)抜歯が必要であればなおさら!
・鉗子や超音波スケーラーで歯石を除去、必要に応じて顎のレントゲン撮影
↓ 見た目は問題なく見えても、実は歯周病で顎の骨が融けてしまっている場合もあります!
↓ そのためのチェックに顎のレントゲンは有用です(^^)/
・歯の外側、内側の歯石を除去できたら、キュレットを用いて、歯周ポケットのルートプレーニング、キュレッタージ
↓ 歯周ポケットの取り残した微細な歯石や悪玉細菌と炎症を起こした歯肉を除去!
・マイクロエンジンを用いて、フッ素入りの研磨剤で歯の表面を研磨
↓ 粗研磨の後、細研磨をすることで表面の凹凸を消し、歯垢をつきにくくします!
・水で洗浄して、麻酔の覚醒!
これだけの工程を行っています。
なのでパッと終わるものではないんです(;´Д`)
抜歯や歯肉の縫合が必要な場合、麻酔時間が2時間を超えることもあります。
する前とした後を比較すると・・・・
こんなにきれいになります♪
歯周病の治療には、上記の工程が全て必要なことなので、時間がかかるからこれはしないと言うわけにはいきません。
臼歯や犬歯の抜歯、縫合は結構大変なのですが、麻酔をかけるからにはちゃんと歯周病の治療をしてあげないといけないですからね(>_<)
ちなみに、歯周病でダメになってしまった歯は抜かないといけないのですが、わんちゃんネコちゃんは歯が全てなくなってもご飯は普通に食べれます。
だからと言って、口腔ケアをしなくていいわけではありません!
一番良いのは、ちゃんと歯磨きをして健康な歯を維持してもらうことです(>_<)
歯石除去をすると、飼い主様からなにより喜ばれるのは口臭の軽減です!
本当になくなります(^^♪
全身麻酔のハードルは高いかもしれませんが、歯周病も放っおいて良いものではありません!
口腔ケアの方法でもなんでも、お気軽にお尋ねください(^^)
~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~
地域の皆様にとって、安心できる病院に。