スタッフ紹介 第1弾!!
2015年10月24日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
本日はスタッフ紹介第1弾としまして、院長をご紹介します(^^)v
院長の奥田洋三先生は京都府城陽市の出身で、かねてからこの松井山手近辺で開業したいと望んでいました。
開院して、飼い主様から近くにできてよかったわとおっしゃってもらえることも多く、改めてこの土地で愛される動物病院にしていきたいと思っています。
院長が診察で心がけていることは、一診察一笑い!
院長が診察している診察室からはよく笑い声が聞こえると、以前勤めていた病院でもよく言われていました。
病院という場所柄、病気の動物たちを連れてきてもらっていることが多いですが、少しでも飼い主様の心配や不安を取り除き、安心して帰っていただけるように診察させて頂いています(^^)
趣味は美味しい物を食べ、美味しいお酒を飲むこと(#^.^#)
お酒はワインが一番好きですが、ほかのお酒もなんでも飲みます!
近くの美味しいお店や、美味しいワインの情報などもどしどしお待ちいています♪
マンガを読むのも好きで、お風呂につかりながらよく読んでいます。
ぜひ、おすすめのマンガも教えてくださいね。
高齢の女の子はご用心
2015年10月17日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
開院当初が嘘のように最近は晴れてますね。
受付にいて良い天気の外を眺めていると、病院を飛び出してお出かけしたい衝動に駆られる今日この頃です。
実際は状態の悪い子が入院していて、病院に泊まり込みをするくらいだったのですが。。。
その状態の悪い子は「子宮蓄膿症」という病気でした。
中高齢の避妊をしていないワンちゃんに多い病気で、10歳までの間に避妊手術をしていないワンちゃんの23~24%が発症するというデータがあります。 子宮の中に膿がたまり、放っておくと死に至る病気です。
多くの子は手術で膿がたまってしまった子宮を摘出してあげれば、軽快してくれる場合が多いのですが、中には細菌の毒素に腎臓が障害され急性腎不全を起こしたり、敗血症、不整脈により亡くなってしまう場合もあります。
今回の子は、子宮蓄膿症に伴い重度の貧血、急性腎不全、脱水、重度の電解質異常を起こしていました。
到底全身麻酔をかけれる状況ではなかったため、オーナー様に説明の上、入院とし静脈点滴・輸血を行い、まずは状態を少しでも改善させるところからのスタートでした。
輸血前はぐったりと横たわり、歯茎の色もだいぶ白かったのが、輸血後は少し顔を上げれるくらいになり、歯茎の色もだいぶピンク色になりました。
翌日、血液の状態がだいぶ改善してくれていたので手術実施です。
*少々グロテスクな写真がありますので、ご覧になられるときはご注意ください。
手術中の写真です。
両方の卵巣、子宮を体腔外にだしています。
子宮はパンパンに膿で膨らんでいます。
この時に、雑に子宮を扱うと簡単に破けてしまいお腹の中に膿がまき散らかされてしまうので注意が必要です!
摘出した卵巣と子宮。 中は血膿でいっぱいでした。
その血膿を顕微鏡で見ると、、、、
少しわかりづらいですが赤い矢印が細菌、黒い矢印が免疫細胞が細菌を食べてやっつけているところです。
ちゃんとこの細菌に効いてくれる抗生物質もあり、幸いにも退院することができました(^^)
ワンちゃんは人と違い、一生生理が来ます。
つまり、高齢になればなるほど子宮蓄膿症は気を付けなければなりません。
子宮蓄膿症も陰部から膿が出るパターンと出ないパターンがあり、出ないパターンはだんだん元気食欲がなくなってくるという老衰のように見えてしまうこともあります。
何かおかしいなと思ったら病院にご相談ください!
些細なことでも大丈夫です。
お気軽にご相談ください☆
~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~
猫エイズと猫白血病
2015年10月10日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
だいぶ涼しくなってきました。
明後日の最低気温は11度と寒いくらいです。
体調の変化にはお気を付けください!
さて、先日とってもかわいい猫ちゃんたちが来院されました☆
保護猫さんで今飼われるかどうかのトライアル中とのこと。
みんな性格がめちゃくちゃお利口!!
3匹仲良く診察室でこんな感じにくつろいでました(^^)
上から見ると、、、、
なんて可愛い(*´ω`*)
この子たちは飼われるにあたって、猫エイズ・猫白血病の検査をされに来られました。
猫エイズ・猫白血病はご存知でしょうか?
お外に行く猫ちゃんや保護猫さんは感染を起こしていることが多い病気です。
原因は両方ともウイルス。
猫エイズは多くの場合、唾液を介しての咬み傷から感染します。
そして、感染してしまうとほぼ全て持続感染になってしまいます。
ウイルスそのものを攻撃する治療法がないため、何か症状が現れればそれに対して対症療法をしていくことになります。
感染していない猫ちゃんよりも短命なことが多い怖い病気です。
ちなみに人のエイズとはウイルスも別で、人に感染する病気ではないので、そこはご安心ください。
次に猫白血病ですが、このウイルスも唾液に排泄されるためグルーミングや咬傷で感染してしまうことが多いです。
感染した年齢が若齢であればあるほど持続感染になりやすく、1歳以上だと10%しか持続感染になりません。
ただ、この病気もウイルスそのものを攻撃する治療法はありません。
このウイルスに感染していると、リンパ腫と呼ばれる悪性腫瘍のリスクも上がります。
治療法は確立されていない病気ですが、感染しているかどうかは血を見てあげることで調べてあげることができます。
ちなみに上の猫ちゃんたちはみんな陰性でした(#^.^#)
10分ほどで分かる検査ですので、よかったらおうちの猫ちゃん達もしらベてあげてください(^^)
話は変わりますが、、、、、
今ホテル中のキラちゃん☆
おやつを喜んで待っているのですが、場所は院長の膝の上!
甘えたさんです( *´艸`)
ささいなことでも何かあればお気軽にご相談ください☆
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開院1カ月と皮膚・耳
2015年09月29日カテゴリ|ブログ
こんにちは。
松井山手動物病院です。
早いものでもう1カ月がたとうとしています。
この1カ月で思ったことは、皮膚・耳の問題で来院される方がすごく多い。
見た目として分かるのもあるかとは思いますが、やはりオーナー様の意識が高くなっているのだなと実感します。
皮膚・耳の痒みは様々なことが原因で起こります。
アレルギーや皮膚の真菌(カビ)、細菌の感染、寄生虫によるものや食事によるもの、あとは精神的なことが要因で引き起こされることもあります。
アレルギーだと思っていたものが実はアレルギーではなかったり、膿皮症(ワンちゃんで一番多いと言われる皮膚の細菌感染)は膿皮症でも根本的な原因が別にあったりと、ひとえに皮膚・耳の痒みと言っても本当に様々です。
他の病気もそうですが、皮膚・耳に関してもまずは原因を突き止め、それに対して治療を行っていくのが最善の方法です。
皮膚・耳の痒みはすごく身近な病気ですが、こじれてしまうと非常に厄介です。
できるだけ早期の段階でご来院ください!
それと当院は『脱ステロイド』を目指しております。
もちろん使用しないといけない場合には使用はしますが、体に吸収がほとんどされないものを使用したりするなど可能な限り負担をかけないように努めています。
セカンドオピニオンも受け付けております。
気になることがあればお気軽にお問い合わせください(^^)
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