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松井山手動物病院

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狂犬病予防接種

2017年04月01日カテゴリ|お知らせ

こんにちは。
松井山手動物病院です。

まだ肌寒いですが、新年度を迎えました。
平成29年度の狂犬病予防接種、本日より接種可能です(^^)/

体調が良いときにご来院ください!

~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~

地域の皆様にとって、安心できる病院に。

急に歩けなくなりました!!

2017年03月24日カテゴリ|ブログ

こんにちは。
松井山手動物病院です。

日中はだいぶ暖かいのに、朝と夜がまだまだ寒い。。。。
早く暖房のいらない時期になってほしいものです((+_+))

さて、今回はあるダックスちゃんのお話。

その子は、後ろ足を洗っていたら急にキャンと鳴いて、そこから後ろ足の動きがおかしいと来院されました。
診察室で歩かせてみると、腰砕けにはなっていますが何とか歩けている状態。。。。

真っ先にある病気が頭に浮かびます。
その病気は、『椎間板ヘルニア』!!

ミニチュアダックス、コーギー、ビーグルに多く発症し、最近ではトイプードルの発症も増えています。

椎間板ヘルニアはタイプが2種類あるのですが、どちらにも共通することが神経が圧迫をされて痛みや麻痺と言った症状が出ること

EPSON MFP image

犬種や症状などから椎間板ヘルニアを疑うことは比較的簡単なのですが、確定診断にはCT検査やMRI検査が必要になってきます。
また、椎間板ヘルニアにはグレードがあり

グレードⅠ:痛みのみで神経異常は認められない。
グレードⅡ:ふらつきが認められるが歩行可能。または、繰り返し起こる痛み。
グレードⅢ:歩行不可。後ろ足は動かせる。
グレードⅣ:歩行不可で後ろ足も動かせない。痛みの感覚はある。
グレードⅤ:歩行不可で後ろ足も動かせない。痛みの感覚もない。

各グレードでの予後(歩けるようになるのか)も異なってきます。

来院した子はグレードⅡだったので、まずは内科治療を試みました。

内科治療とありますが、神経を圧迫をしている原因を取るようなお薬は存在しないため、一番のお薬は『安静』になります
ここで言う安静とは、ケージレストと言って横になれるくらいのスペースでじっとしていてもらうことを指します。
自由に動き回れるのは安静ではありません!!
安静がなにより大切で、痛みを緩和するために鎮痛薬を使います。
鎮痛薬も、痛みを緩和するだけで神経を圧迫をしている原因を治療しているのではありません(>_<)

安静を指示し、鎮痛薬を使って、翌日にまた来てもらうと。。。。。

今度は歩くことも、足を自分で動かすこともできなくなっていました(;´Д`)
なんとか後ろ足の痛みの感覚はあったため、グレードⅣに進行と言うことになります(T_T)

神経が圧迫される衝撃により、神経自体も炎症を起こし腫れていきます。
そのため、腫れていくことでより圧迫がひどくなり、時間とともに重症化してしまうこともあるんです。

症状が進行し、グレードⅣになったためオーナー様と相談し、確定診断のためにMRI検査を行いました。
結果はやはり椎間板ヘルニア。
根本的な原因である圧迫している物質を取り除くために手術を行いました。

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これが圧迫していた椎間板物質。

手術は無事に終わったものの、椎間板ヘルニアは手術をしてそれで終わりではありません!
そこからはリハビリがスタートします(>_<)

手術後しばらくは、しっぽも後ろ足も動かせない状態でしたが、抜糸の時にはしっぽが振れるようになり、そこから少しずつ後ろ足を動かすことができるようになってきました(^^)/
今ではふらつきながらも、自分で立ち、歩けるようになっています(*´▽`*)

まだこれからもリハビリは続きますが、力を合わせて頑張っていこうと思います(^^)/

 

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春の健康診断&予防薬キャンペーン(*´▽`*)

2017年03月14日カテゴリ|お知らせ,ブログ

こんにちは。
松井山手動物病院です。

朝晩の冷え込みが少しずつましになってきた気がします。
と言うことは!
もうすぐお花見ですね(*´▽`*)

去年は八幡の背割堤で友人夫婦とBBQをしました♪
今年はどこに行こうか悩みます。。。。
おすすめなどあれば教えてください(^^)/

さて、『』ということで去年に続き、今年も春の健康診断&予防薬キャンペーンを行っています(*´▽`*)

健康な子はフィラリアの時くらいしか採血をする機会がありません。
7歳以上では70%の子で血液検査で異常値が認められると言う報告があります!
病気は外から見えるものだけではありません。
むしろ見えないことの方がしゃべれない動物たちには多いんです(>_<)

この機会に合わせてぜひ健康診断をしてあげてください(^^)/
病気は早期発見・早期治療が一番です!

また、予防薬のキャンペーンも行っています!

・フィラリア予防薬:予防期間の5-12月の8ヶ月分まとめてご購入
⇒7ヶ月分の料金で1ヶ月分をサービス!
・ノミ・ダニ予防薬:8カ月分まとめてご購入
⇒7ヶ月分の料金で1ヶ月分をサービス!
12カ月分まとめてご購入(通年予防
⇒10ヶ月分の料金で2ヶ月分をサービス(*´▽`*)

ノミ・マダニは寒くなっても活動性が鈍るだけで、特に暖かいお家の周辺には多くいます!!
様々な病気をまきちらす怖い存在です((+_+))
そのため、通年予防が望ましいので、ぜひこの機会に通年予防をしてあげて下さい(^-^)

 

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もうすぐ春

2017年03月10日カテゴリ|ブログ

こんにちは。
松井山手動物病院です。

少し暖かくなってきたかなと思えば、また寒く。。。
早く本格的に春が来てほしいものです(;´Д`)

さて、3月12日(日)は院長が狂犬病集合注射の説明会出席のため臨時休診となります。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

なぜか1,2月は手術の予定が多くほぼ毎日だったのですが、3月に入りだいぶ落ち着いてきました。
春休みの関係なのか、ペットホテルの予定がちょこちょこ入っています。
皆さん旅行なんでしょうか。
・・・いいなーーー(笑)
友人の院長は、休診日の前日の仕事終わりに車でディズニーランドに向かい、車中泊して翌日ディズニーランドを堪能して帰ってくるという強硬プランをしていたりしますが、なかなか自分にはそのバイタリティは持てません((+_+))

近場の温泉でも行って、ゆっくりしたいものです(*´▽`*)

さて、今回のブログは先日手術を行ったあるワンちゃん!

去年末から、後肢の跛行で通われていました。
診断名は前十字靭帯の断裂

もともとすごく活発な子だったのですが、急に後肢を挙上するようになったとのこと。
診察してみると膝が腫れていました。
レントゲンを撮ってみると、いわゆる『膝に水がたまった状態』。

もともと関節の中には潤滑をよくするために少量の液体(関節液)が入っています。
炎症などにより関節内に問題が起こると、その液体の量が増えるんです。
どんなふうに見えるかというと・・・

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「L」の側が正常な肢、無いのが跛行している肢です。
関節液はというと

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赤で囲ったところになります。
患肢の方が明らかに液の量が増えています!

前十字靭帯断裂は変形性関節症関節炎などに続発して起こる疾患で、膝の安定化を行っている前十字靭帯が脆くなり、部分断裂を繰り返し最終的には完全断裂に至ります
部分断裂の時は、跛行⇒しばらくすると回復⇒また跛行と症状を繰り返しますが、完全断裂になると患肢を完全挙上し足先もつけないことが多いです。

完全断裂に至る前に診断し、治療を開始する方が良いと言われています。
治療は2通り!
体重が軽い子(~5kg)もしくは症状が軽度なものであれば保存療法が可能です。
安静と体重管理、消炎鎮痛剤の投与で経過を見ていきます。
保存療法にうまく反応しない場合や体重がある程度ある子に関しては外科手術が適応となります。

ただし、この外科手術はあくまでも跛行と言う症状の改善を行うもので、根本的な原因である変形性関節症や関節炎などを治すものではありません。
そのため、手術をしても体重管理をしながら変形性関節症や関節炎と付き合っていくことになります
体重管理は非常に重要です(>_<)
太ってるとその分膝にかかる負担は増えますからね!

この子は症状の改善がいまひとつだったため手術に踏み切りました。
手術法はいろいろあるのですが、当院では『関節外法』と言う方法で手術を行っています(^-^)

切れてしまった靭帯の代わりに太いナイロンの糸を使って膝を安定化し、体が対応するまでの期間そのナイロンの糸に頑張ってもらうと言う方法です。

術後の経過は順調で、委縮していた筋肉も徐々につき、跛行もなくなりました(*´▽`*)
ただし、前十字靭帯断裂は1-2年以内に高確率で反対側も切れると言われているため注意が必要です!

ちなみに、膝が悪いのかどうかお家で簡単に目安にしてもらえるものがあります!

お座りをしたときにちゃんとした姿勢をとれていますか?

足を投げ出してしまう子は要注意です!
その場合、足を投げ出す方の膝もしくは股関節が悪いことが多いので、そのような子は一度診察に来てあげてください(^^)/

 

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3月臨時休診のお知らせ

2017年02月26日カテゴリ|お知らせ

こんにちは。
松井山手動物病院です。

少し暖かいと感じる日も増えてきました(^^)/
冷え性にとっては厳しいこの季節・・・・
早く暖かい春になってもらいたいものです(>_<)

3月12日(日)は院長が狂犬病集合注射の説明会参加のため臨時休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

~京田辺・八幡・枚方・長尾の動物病院なら松井山手動物病院まで~

松井山手動物病院

〒610-0354 京都府京田辺市山手南2丁目1-3

お問い合わせはこちら

0774-94-6116

※19:00~19:30:予約診察(要予約)、前日までに受付・お電話・LINEにてご予約下さい。
※12:00~16:00:往診可(要予約)
※09:00~17:00:トリミング(要予約)

JR松井山手駅より徒歩2分
(松井山手交差点の南西角です)

専用駐車場7台分完備
当院横(ハチセンビル3号館東側)①~⑤、
南側駐車場①、②

もし、全ての駐車場が一杯だった場合、
近隣のコインパーキングをご利用ください。
駐車券・利用証明書をご持参いただければ、
受付にて精算をさせていただきます。

松井山手動物病院

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当院横(ハチセンビル3号館東側)①~⑤、
南側駐車場①、②

もし、全ての駐車場が一杯だった場合、近隣のコインパーキングをご利用ください。
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